100の資格を持つ女?
ご存じのとおり、通訳案内士試験には科目免除の制度があります。
なかなか合格できなかった私は、
なんとか合格に近づこうと
この免除制度を活用したのです
・・・が、その結果、資格マニアのようになってしまいました(笑)
今回は、この試験をきっかけに取得した資格について書いてみようと思います。
1 英検®1級
最初に受験した2年間で、実は邦文試験は3つとも合格しました。
(当時は地理、日本史、一般常識の3科目のみ)
しかし英語が合格点に達せず、
まぁそのあとは(自分の生き方と家族を見つめ直した結果)
資格の取得自体を諦めてしまったのですが、
英語を使った仕事をしているので
英語力を伸ばす必要性は常に感じていました。
英検®は準1級まで合格していたので、
目指すは当然1級です。
まぁ1級は相当難しいだろうなとは思っていましたが、
まさか4年もかかるとは・・・
7回目の挑戦でギリギリ合格。
それから数年経って通訳案内士試験に再挑戦しようかなと思った時、
正直、英語(一次)を受けなくていいならラクじゃない?と思いました。
(なのに、そこから7年くらいかかるんですよね・・・)
2 歴史検定(日本史2級)
日本史、割と好きです。
この試験を受けるに当たって、某予備校の「実況中継シリーズ」を全巻買い
繰り返し聞いていました。
それでも当然、不合格になる年もあり、
少しでもリスクを減らそう!と歴史検定を受験しました。
最初の年は、ちっとも惜しくない不合格でした。
(私のレベル的には3級を受けるべきだったと思いますが
免除狙いなので2級以下の選択肢はありません。)
2年目は個人的にラッキーな問題もあり、
ギリギリでしたけど合格しました。
嬉しくて認定カードまで発行してもらいましたよ。
ちなみに1級を受ける予定は、今のところありません。
3 旅行業務取扱管理者(国内)
これは、日本地理を免除にするために受験しました。
国家資格です。
旅行会社などで国内の旅行を取り扱うことができます。
(が、今のところこの資格を使って働く予定はありません。)
旅行業法なども出てくるので、
実務の試験にも役立つところがありました。
法律はなかなか理解できなくてヒーヒー言いながら勉強しましたが
全国の観光地に関する情報はとても楽しく勉強できました。
4 世界遺産検定
これは、直接通訳案内士試験とは関係ありません。
一昨年の試験、一般常識をあと1~2問で落としてしまったのですが
その時に間違えた問題の1つが、世界遺産に関するもの。
自己採点後、悔しくてその世界遺産(奄美大島でした)について調べ
偶然「世界遺産検定」というものがあることを知りました。
また世界遺産関連の問題が出ないとも限らない。
そんな思いから勉強を始めました。
最初に受けた2級は無事合格。
去年の夏に受けた1級は合格点に5点足らず(満点は200点)、
冬の試験は通訳案内士試験の二次試験と重なって受けられませんでした。
今年の7月にリベンジ受験を予定していますが、
忘れていることも多くて苦戦しています。
スペイン語での通訳案内士試験を考えている身としてはかなり迷いましたが
日本の世界遺産について知っておいて損はないので
今回は日本の遺産は細かいところまで完璧にするつもりで
取り組んでいます。
世界の遺産は、範囲が膨大です。
2021年の段階で1154件あり、
その全てが試験に出される可能性があるのです。
どんなのが世界遺産?どれだけあるの?と興味を持った方は
公式テキストをめくってみてくださいね。
終わりに
毎年通訳案内士試験を受けていた私は、
他にもいろいろ試験を受けていました。
時々実家の母に試験結果を報告していたのですが、
「あんた、”100の資格を持つ女”みたいね」
と言われました。
このドラマ、ご存じですか?
私は見たことがないのですが、
100個の資格を持つ警視庁の事務職員が
さまざまな知識を駆使して事件の解決に一役買うとか。
私は100個も資格を持っているはずはないのですが(笑)、
いくつあるかと数えてみました。
英検®、漢検、自動車の免許・・・
10は超えるけど20まではどうかな?というくらい。
100個って、(ドラマだけど)すごいのね。
100の資格を目指す気はありませんが
これからも興味のあることはどんどん勉強していこうと思います。